World IA Day 2017 東京・京都・沖縄のご案内

今年のWorld IA Dayは2月18日土曜日、世界29カ国65拠点で同時開催されます。日本では、例年開催している東京に加えて、初めて京都と沖縄で開催します。

今回のグローバルテーマは、「Information Strategy and Structure」。企業や組織の考えるべき情報戦略と、より理解しやすくするための情報構造がテーマです。

東京、京都、沖縄を結んで中継をストリーミング配信(無償)することも予定しています。2月18日はぜひWorld IA Dayに空けておいてください!
各都市の開催内容をご案内します。

東京

■開催概要

■スピーカー

  • 三中信宏氏(国立研究開発法人農研機構・農業環境変動研究センター ユニット長)
  • 矢崎裕一氏(合同会社ノーテーション)
  • 池田龍馬氏(楽天株式会社)
  • 長谷川敦士氏(IAAJ / 株式会社コンセント)
  • 山本郁也氏(IAAJ / 山本郁也事務所)

■プログラム
12:30 開場
13:00 オープニング:長谷川敦士氏
13:10 ダイアグラム思考—分類と系統の世界観—:三中信宏氏
14:10 ネットワーク時代のデータビジュアライゼーション:矢崎裕一氏
14:40 ビジネスにおけるタクソノミマネジメントの今:池田龍馬氏
15:10 コーヒーブレーク
15:30 IAにおける分類:長谷川敦士氏
16:00 パネルディスカッション:モデレーター 山本郁也氏
17:00 クロージングキーノート
18:00 懇親会

京都

■開催概要お申込はこちら

■スピーカー

  • 谷口マサト氏(LINE株式会社 広告事業部チーフプロデューサー)
  • 高橋徹氏(株式会社ATR Creative / ちずぶらり)
  • 中川理氏(京都工芸繊維大学工芸科学研究科 デザイン・建築学系教授/学系長、建築史学会会長)
  • 頓花聖太郎氏(株式会社闇 代表取締役/プランナー/アートディレクター)
  • 浦谷和生氏(株式会社BUTTON 代表取締役/プランナー/プロデューサー)
  • 富永彰一氏(有限会社キュー・ゲームス クリエイティブ・プロデューサー)
  • 池田航成氏(プログラマー/テクニカルディレクター)
  • 井登友一氏(株式会社インフォバーン)

■プログラム
13:00 受付開始
13:30 オープニング・リマークス:井登友一氏
13:40 京都らしいウェブコンテンツとは?:谷口マサト氏
14:25 休憩
14:35 都市もひとつのアーキテクチャー(構築物)として捉えることでその変容が見えてくる:中川理氏
15:20 コーヒーブレーク
15:40 体験/メディアのIAデザインに関する実践と考察:高橋徹氏
16:25 パネルディスカッション:頓花聖太郎氏、浦谷和生氏、富永彰一氏、高橋徹氏 / モデレーター:池田航成氏
17:00 スポンサープレゼンテーション
17:15 ライトニングトーク
17:45 クロージング(MTRL KYOTO 森内章氏)
17:50 懇親会準備
18:00 懇親会

沖縄

■開催概要お申込はこちら

  • 日時:2017年2月18日(土)15:00〜(13時から東京や京都会場のストリーミングを会場で見ることができますが、沖縄会場の講演は15時から始まります)
  • 会場:スタートアップカフェ コザ(沖縄市中央1-7-8
  • 駐車場:沖縄市中央公共駐車場(10:00~24:00)(無料)(沖縄市中央4-14
  • 参加費:無料
  • 運営:Micheal Cooper (沖縄科学技術大学院大学(OIST)のウェブ管理者)
  • World IA Day Okinawaの公式ページ

■スピーカー

  • 坂本貴史氏(ネットイヤーグループ株式会社 シニアUXデザイナー)
  • 安部武志氏(沖縄科学技術大学院大学 ソフトウェアエンジニア、 The Document Foundationおよび LibreOffice日本語チームのメンバー)
  • 赤嶺謙一郎氏(HUVRID.Inc)
  • ジョシュア・アンダーソン氏

■プログラム
13:00 東京と京都会場のストリーミング観賞
15:00 オープニング
15:10 IA/UX プラクティス:モバイル情報アーキテクチャとUXデザイン:坂本貴史氏
15:40 オープンソースオフィススイートのUIデザインとIA:安部武志氏
16:20 ニーズ高まるインバウンド向けWEBサイト構築の4つポイント:赤嶺謙一郎氏
16:35 Meaningful Arrangements:ジョシュア・アンダーソン氏
16:50 ライトニングトーク
17:20 ネットワーキングと軽食

World IA Dayについて

World IA Dayとは、世界同日開催の情報アーキテクチャ(Information Architecture: IA)に関してのイベントです。IAの啓蒙と普及、コミュニティ活動の活性化を目的として、IAの国際組織であるIA Instituteが主催し、世界中のローカルコミュニティが運営を行っています。2012年に世界13拠点でスタートし、毎年開催都市は増えています。
World IA Day

IAとは

情報アーキテクチャ(IA)とは、もともと米国の編集者Richard Saul Wurmanによって提唱された、「理解のためのデザイン」です。概念自体は1990年代から知られておりましたが、2000年代に入り、ウェブデザインが盛んになることにともなって、専門職としての認知・普及が広まりました。普及期においては、図書館情報学の知見を生かした、情報の整理や分類、そしてそれをサイト構造に活かしていく「情報設計」の意味合いが強くありましたが、情報のわかりやすさが重要となってきた昨今、ウェブサイトの情報設計の範疇を超えて、利用者(ユーザー)にいかによりそって情報を提示するかを解決するためのデザイン分野として発達をとげています。

米国を中心とした、専門家(Information Architect)による学会 IA Institute、年に一度の国際会議IA Summitなどの場を通じて、現在も盛んに議論がなされています。

IA Institute
IA Summit
ハッシュタグ: #WIADj

カテゴリー: WIAD

World IA Day 2016 Tokyo開催

World IA Day 2016 Tokyo visual
今年もWorld IA Dayを東京にて開催します。

※ 本イベントは応募多数の場合抽選とさせていただくもので、また抽選権申し込みはすでに終了しています。

■ What is World IA Day?
World IA Dayとは、世界同日開催のIA(Information Architecture: 情報アーキテクチャ)に関してのイベントです。IAの啓蒙と普及、コミュニティ活動の活性化を目的として、IAの国際組織であるIA Institute(http://iainstitute.org/)が主催し、世界中のローカルコミュニティが運営を行っています。2012年に世界13都市でスタートし、毎年開催都市は増えていき、2016年は34都市68拠点で開催されます。

World IA Day
http://2016.worldiaday.org/

■ World IA Day Tokyo
日本では、World IA Day Tokyoとして有志によるIAの団体IA Association Japan(http://iaaj.org/)が2012年の初回から日本でのイベントを実施しています。

昨年は「弱いロボット」を提唱する豊橋技術科学大学の岡田美智男教授、メディアアーティストの江渡浩一郎氏に話題提供をいただき、その後『WIRED』日本語版 編集長の若林恵氏を交えて、「弱いIA、場の構築としてのIA」についてのディスカッションを行いました。

■ Information Everywhere, Architects Everywhere
5回目を迎える今年のグローバルテーマは、「Information Everywhere, Architects Everywhere」。もともとWeb情報設計の分野として生まれたIAですが、昨今のビジネスにおけるUXデザインの普及や、情報メディアの多様化にともない、リチャード・ソウル・ワーマンが21世紀の職業としてInformation Architectという概念を提唱した、本来の意味合いに戻ってきています。そういった背景を受けて、このグローバルテーマが設定されました。

これを受けて、日本でのローカルテーマは「いまフィルターバブルを考える、これからのIAの役割とは」と設定しました。

イーライ・パリサー氏によって、「閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義(原題:The Filter Bubble: What The Internet Is Hiding From You)」によって知られることとなった「フィルターバブル」ですが、現代に生きる一人一人の情報生活において、避けて通れない視点と言えるでしょう。

情報アーキテクチャについて責任を持つ立場である、インフォメーションアーキテクトは、情報設計の専門家として、このフィルターバブルをどうとらえ、どのように取り扱っていけばいいのか。そのとき、インフォメーションアーキテクトはどのような倫理感を持たねばならないのか。

World IA Day Tokyo 2016ではこういった視点について議論を交わしたいと考えています。

■ 開催概要:
日時:2016/2/20(土) 14:00~18:30(13:30開場、18:30~懇親会)
場所:amu(東京・恵比寿)
参加費:IA Institute会員/一般とも 1,000円(コーヒーブレイク代)

※ 本イベントは応募多数の場合抽選とさせていただくもので、また抽選権申し込みはすでに終了しています。

定員:35名

イベント抽選権申し込みページ:http://wiad2016tokyo.peatix.com

■スピーカー:

■ モデレーター:
山本郁也(IAAJHEAD研究会 フロンティアTF 副委員長)

■ 主催:
IA Institute(iainstitute.org) / IA Association Japan(iaaj.org

■ 運営事務局:
株式会社コンセント(concentinc.jp) / amu(a-m-u.jp

■ プログラム:
グローバルテーマ:
「Information Everywhere, Architects Everywhere」

ローカルテーマ:
「いまフィルターバブルを考える、これからのIAの役割とは」

第一部:フィルターバブルとはなにか、なにが問題なのか

14:00 – 14:45
フィルターバブルとIAへの意味:長谷川敦士(IAAJ/コンセント)
フィルターバブルとはなにか/フィルターバブルのもたらす問題/フィルターバブルがもたらす社会
IAにとってのフィルターバブルの意味/メディアにとってのフィルターバブル

14:50 – 15:20
インフォグラフィックの持つ責任と役割(TBD):櫻田 潤(NewsPicks インフォグラフィックス・エディター)

15:25 – 15:55
フィルターバブルの破壊と再生:松浦 茂樹(スマートニュース メディアコミュニケーション担当ディレクター)

15:55 – 16:15 コーヒーブレイク

第二部:パネルディスカッションフィルターバブルと情報倫理
16:15 – 18:30 パネルディスカッション
• 松浦 茂樹(スマートニュース メディアコミュニケーション担当ディレクター)
• 櫻田 潤(NewsPicks インフォグラフィックス・エディター)
• 長谷川敦士(IAAJコンセント
• 坂田一倫(IAAJMedium Japanリクルートテクノロジーズ

• モデレーター:山本郁也(IAAJHEAD研究会 フロンティアTF 副委員長)

18:30 – 20:30 懇親会:
参加者、スピーカーとの自由なディスカッションと懇親

※ スピーカーやプログラムは変更になる場合があります。
※ 内容については、後日映像配信および出版を予定しています。

※ 悪天候や災害等により、やむなくイベント開催を中止することがあります。その場合は経費等計算のうえ、参加費の一部を返金する予定ですが、有志ボランティアメンバーで運営しているため、対応コストとの兼ね合いで必ずしも応じられないケースがあることをご理解ください。また、開催中止の場合、移動や宿泊にかかるキャンセル費等については負担できませんのでご了承ください。

※ 本イベントは応募多数の場合抽選とさせていただくもので、また抽選権申し込みのチケットはすでに提供終了しています。

論点:

  • 誰がフィルターバブルを作るのか
  • フィルターバブルによる社会の変化
  • フィルターバブルとのつきあい方
  • フィルターバブルとIAの役割

開催日までのフォローについて:
開催当日までのアップデートや連絡は、FacebookのWorld IA Day Japanページにて行います。
https://www.facebook.com/WorldIADayTokyo/

WIAD Tokyo 2014:アーカイブコンテンツをアップデートしました

こんにちは。WIAD Tokyo 2014 ローカルコーディネータの村越です。

World IA Day Tokyo 2014 のアーカイブコンテンツをアップデートしました。

今回は、建築家の比嘉武彦さんによる「公共性を生み出す武蔵野プレイス」と「公共性・身体知・空間論」を公開しました。

ぜひ、ご覧ください。

WIAD Tokyo 2014:アーカイブコンテンツを公開しました

WIAD Tokyo 2014 ローカルコーディネータの村越です。
去る2014年2月15日(土)に開催予定だった World IA Day Tokyo 2014 のアーカイブコンテンツを公開しました。

登壇予定だったスピーカーの方々へ取材を行い、記事という形で登壇内容を再編集したコンテンツを順次公開していく予定です。

当日の内容を少しでも感じていただければ幸いです。

World IA Day Tokyo 2014中止のお知らせ

東京都内にて、2月14日17時現在、本日から明日にかけて大雪が予想されており、明日の午前中の交通機関の乱れが想定されます。

つきましては、大変残念ではありますが、World IA Day Tokyo 2014を中止することにいたしました。

今後の対応につきましては、追ってこのページ等でご連絡をさせていただきます。

WIAD Tokyo 2013:セッション動画を公開しました

先日の World IA Day Tokyo 2013 のセッション動画を、IAAJのYouTubeチャンネルでご覧いただけるようになりました。全7本のプレイリストはこちらです。また、以下のページからも各セッションの動画にリンクしています。

動画の制作にあたっては、イントリックス株式会社の木村大介氏を始め、IAAJのボランティアスタッフのみなさまに多大なご協力をいただきました。
ありがとうございました!

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WIAD Tokyo 2013:参考資料をまとめました

去る2月9日(土)に開催された World IA Day Tokyo 2013 の各セッションで使われたスライド、およびパネルディスカッションで実施したリアルタイムドキュメンテーションの記録(PDF形式)を、以下のページにまとめました。

リアルタイムドキュメンテーションの資料は、パート1を株式会社コンセントの長谷川敦士氏に、パート2をOVERKASTの大林 寛氏に作成していただきました。ありがとうございます。

これらの参考資料を、今後のIA思考の材料として、ぜひ多くのみなさんにお役立ていただければ幸いです。
なお、セッション動画についても、追って公開できるよう準備中です。

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World IA Day 2013 Tokyo

イントロダクション

World IA Day(WIAD)2013は、情報アーキテクチャのコミュニティに関わる人々を結集するための一日です。
私たちはローカルコミュニティの中で、さらにはグローバルなレベルでもつながりを育んでいます。情報やアイデア、リサーチ結果を共有しています。
そして来たる2月、本年も前回に引き続きエキサイティングで魅力的なIAイベントを通じて、それを実践することになりました。

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World IA Day 2012 東京 開催

World IA Day 2012 東京
去る2/11(土)、建国記念日でもあるこの日に、日本初のIAコミュニティ主催の大規模なIAイベントである、World IA Day 2012 東京(以下WIAD 東京)が開催されました。
WIADは世界的なIAコミュニティである、IA Institute(iainstitute.org、以下IAI)が主催する、世界14都市で同時開催されるイベントです。
今年は、初めての試みとして、昨年秋頃から開催地選定、プログラム開発などが行われました。
まず、全世界共通テーマとして、テーマチェアの、かつてIAIの代表も務めたことのあるJorge Arango氏が「理解の構造をデザインする(Designing the Structure for Understanding)」を設定しました。
これは、IAのそもそものコンセプトである、「探している情報を見つけやすく、見つけた情報をわかりやすく」に立ち返る、大変的を得たテーマ設定だと思います。
また、最近IAのトレンドであるクロスチャンネルIAや、FAQにもなっているIAとUXの関係などを考える上でも、IAという分野の位置づけや役割を明確にし、他分野の人にもよい問題提起ができるテーマです。
さて、このテーマを元に、基本的にプログラムは各会場で、講演、パネルディスカッション、アンカンファレンス、ポスターセッション、などから、自由に構成する、という方針が決まりました。また、今回のWIADについては、会場を大学とする、といった全体のトーンアンドマナー設定もなされました。
そうして、コロンビア、ベルギー、カナダ、ブラジル、アメリカ(2都市)、マレーシア、イタリア、パナマ、ルーマニア、フランス、スウェーデン、南アフリカ、そして日本(東京)という14都市が選ばれ、具体的なプログラム作りが始まりました。
日本では、日本でのそれこそ2000年頃からのコミュニティである、IAAJ(もともとはIA勉強会)としての東京開催をオファーしました。場所の選定はいくつか候補がありましたが、僕の古巣である東大情報学環の植田先生にお願いし、本郷キャンパスの福武ホール(福武ラーニングセンター)をお借りすることが可能となりました。
実は場所の検討のため、植田先生を訪れた際に、同時に、一つあたらしい試みを考えていました。それは、行動経済学の分野の人にWIAD 東京でスピーチをおこなってもらう、というものでした。行動経済学は、すでに多くの方がご存じとは思いますが、人間の「非合理的な」行動をベースとした分野であり、この分野の第一人者であるダニエル・カーネマン博士は、今回の山田さんのお話しにも登場した、システム1/2の理論でノーベル賞も受賞しています。
僕自身、大学院で認知科学からシステム論、エージェントシステムを研究していた際に出会ったのがこの行動経済学でした。
当時まだ、「行動経済学」という名前はついていませんでしたが、セイラーの「市場と感情の経済学(現在は絶版、「セイラー教授の行動経済学入門」という名称で復刊)」と出会い、この非合理性が社会を社会たらしめている本質である、とようやく気づき、やっと実際の社会というものに興味を持ち始めました(それまではシステム自体には興味はあったのですが、実際の社会自体には興味がなかったのでした)。
市場と感情の経済学
http://www.amazon.co.jp/dp/447821025X
セイラー教授の行動経済学入門
http://www.amazon.co.jp/dp/4478002630
ちなみに、さらに深く、「どうしてそういった感情というものがあるのか」まで問うたものには、「オデッセウスの鎖―適応プログラムとしての感情」という書籍もあります。どうやって、ではなく、どうして、を問うている興味深い議論です。
オデッセウスの鎖―適応プログラムとしての感情
http://www.amazon.co.jp/dp/4781907520
話を戻すと、植田先生にこの文脈でご紹介いただいたのが、今回行動経済学の商会していただいた青山学院大学の山田先生でした。
さっそく山田先生にアポをとり、不安がる山田先生に「リスナーのことは意識しないでいいから」と無茶なお願いをしたのですが、結果的に多くのIAな方々に行動経済学という分野の概念や用語を紹介できたのではないかと思っています。
選択アーキテクチャやデフォルト理論、また、ソシオメディアの上野さんの話に出てきたモーダルとモードレスの考え方などは、IAやUI設計を行う人が前提として知っておいてよい概念です。
このあたりは、山田先生も交えて、より議論を深めていきたいところです。
また、同様にIAコミュニティのみなさんにご紹介したかったのが、千葉工大の安藤くんです。
安藤くんは、HCDやHI関係ではおなじみかと思いますが、どうしてもまだIA関係の人との接点が少ないように感じ、今回ユーザーエクスペリエンスデザイン(UX)とUXデザインの関係、という内容での講演をお願いしました。
結果、UX=人間側の体験、UXデザイン=その体験を作り続けるためのしくみ、という大変クリアな定義を提示していただけて、なんとなくはやり言葉になっているUXという言葉の一つのものさしを作れたのではないかと思っています。
上記2名は、アカデミックな方面からの論客としてお願いをしましたが、それに対して具体的なIA/デザインの方法論として思いついたのは、最近和訳も出版されたストーリーテリングと、上野さんのモーダル/モードレスの議論でした。
書籍「ストーリーテリング」はRosenfeld Mediaから出た原著で読んだのですが、若干腑に落ちない点もあり、せっかくなので翻訳を行ったUX Tokyo主宰の前田くんと議論したいと思い、ショートプレゼンテーション+パネルの形式としました。
同様に、上野さんのモーダル/モードレスの議論は、UIの議論というより、利用者側のフレーミングやメンタルモデルについての議論であると感じていたため、こちらもショートプレゼンテーション+パネルでのセッションをお願いしました。
ここでの、ショートプレゼンテーション+パネルの形式は、ちょうど昨年11月に開催されたNew Context Conferenceで用いられていた形式で、スピーチだけもしくは全員ちょっとずつプレゼンテーションを行った後のパネルディスカッション、の中間の形式として、やってみたいな、と思っていたやり方でした。
今回は、パネルのほうの方向性が若干拡散してしまった感はありますが、問題提起はできたと思っています。が、やはりパネルで話されている内容の広がりを視覚化したり、記録に残したりするしくみを次回には用意したいと思っています。
ちなみに、アンカンファレンス形式でのもっと会場を巻き込んだ議論も検討は行ったのですが、場所がすり鉢型の会場であったこともあり、今回は見送りました。
夏以降に考えているIA Campイベントではぜひ実現したいですね。
そして、最後になってしまいましたが、実は一番最初にオファーをしたのが、今回OpenUMについて基調講演を行ってくれた、ネットイヤーの坂本くんでした。
坂本くんとは、(ちょっと最近滞ってますが)IA Cocktalk Hourイベントをいっしょに開催をしたり、IAサミットにいっしょにいったりとこれまでも活動を共にしてきたのですが、今回World IA Dayという世界イベントを行うことを考えたとき、東京での参加者に向けた基調講演という意味を超えて、日本で行われているIA分野の活動、という意味でもOpenUMのとりくみを紹介したいと考え、ぜひ基調講演としてお願いしたいと思いました。
海外でも、JJGやLuke Wroblewskiなど、デザインの他分野に対して影響を与えているIAコミュニティの人材はいますが、OpenUMは社会全体に対してのインパクトという意味で大きな影響力を持ちうる活動だと思っています。
そういった意味で、今回の基調講演としてお願いしたいと考えました。
さて、今回、上記のプログラムに関しての議論、会場や運営に関しての議論は、すべて有志のボランティアによって、Basecampを用いて行われました。
プログラムについては長谷川がある程度主導をとりましたが、運営やケータリング、撮影、ノベルティなど、メンバーにまるっきりお任せしてしまいました。
さすがにみなさん、各々のプロジェクトで活躍されている方だけあって、細かいことまで拾っていただけて、今回のWIAD 2012 東京はまさにチームパワーあってのものだと実感しています。
今回のWIADは、コミュニティ主導のイベントとして、ひとつのきっかけになったのではないかと思っています。
終了後の懇親会でも多くの方から、今後の会だけでなく運営自体への参加表明を伺うことができました。
一方的なにかを教えるとか習うというものではなく、コミュニティとして価値を高めていく場につなげていきたいですね。
ということで、まずはおそらく今月末か来月頭にIxDA interactions 2012 Reduxを考えていますので、ぜひご参加ください。こ

こんにちは、IAAJ/コンセントの長谷川です。

去る2/11(土)、建国記念日でもあるこの日に、日本初のIAコミュニティ主催の大規模なIAイベントである、World IA Day 2012 東京(以下WIAD 東京)が開催されました。
WIADは世界的なIAコミュニティである、IA Institute(iainstitute.org、以下IAI)が主催する、世界14都市で同時開催されるイベントです。

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